相互扶助がうまくできるのがクリスチャンのコミュニティ。世界中が神の家族なら理想的です。まずは、教会からその手本になれたらいいですね。そのために、神の家族として、どうすべきかを学びました。
年寄りに対しては父親に対するように、若い人に対しては兄弟のように、上から目線ではなく同等な気持ちで接するといいですね。年をとった女性に対しては、母親のように、若い女性に対しては誤解を受けないように混じりけない心で姉妹のように接しましょう。クリスチャンが互いに、兄弟姉妹と呼び合うのは、心の中にこのように家族としての思いをもっているからです。
このあと、やもめについて詳しく述べています。本当のやもめとは、神しか頼る人のない人です。教会の助けが必要ですね。ちょうど年金制度が、今のお年寄りを若い世代が支えているのと同じような感じでしょうか?
年金は将来の自分のためではなく、周りの高齢の方のための相互扶助の精神によるものです。
どのような人が本当に助けの必要なやもめかと記しています。
やもめとして名簿に載せるのは、六十歳未満の人でなく、ひとりの夫の妻であった人で、良い行いによって認められている人、すなわち、子どもを育て、旅人をもてなし、聖徒の足を洗い、困っている人を助け、すべての良いわざに務め励んだ人としなさい。(9-10節)
若い人や結婚の経験のない人には、結婚をすすめています。罪に陥らないためです。結婚をしたがり、非難を受けるようなことをしてしまうからです。子供や孫のいるやもめに関しては、親の恩に報いることができるように子供に教えることも大切なことです。ですから、教会は、本当に身寄りのない助けの必要としているやもめを、家族として助けてゆけるように、肉親のいる人はできるだけ教会に負担をかけないように心掛けなければなりません。
(12/7礼拝出席者のメモより)